59歳・不動産未経験で宅建合格!2回目で受かった勉強法と教材

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こんにちは。FP2級を持ち、以前は年金に関わる仕事もしていた私が、59歳で宅建に合格した体験をお話しします。

当時の私は、一般企業の経営企画部で管理職として働いていました。不動産の仕事は未経験です。会社員として働きながら、勉強を続けました。

「50代・60代から宅建なんて、今さら無理かな」
「不動産の仕事をしたことがないけど、大丈夫かな」

そんなふうに迷っている方に、少しでも参考になればうれしいです。

目次

宅建を受けようと思ったきっかけ

きっかけは、実家の相続について考えないといけない年齢になったことです。
それに加えて、自分の家もこれからどうするか考える必要がありました。

家や土地のことを、人まかせにせず自分で判断できるようになりたい。そう思ったのが始まりです。

1回目は2点足らずで不合格

正直にお話しすると、1回目の試験はあと2点足らずで不合格でした。

2回目は「もう後がない」という気持ちで挑みました。

勉強時間は、2回で合計約800時間

  • 1回目:約300時間(2点足らずで不合格)
  • 2回目:約500時間(合格)

2回目は4月から10月まで、次のペースで勉強しました。

  • 平日:2時間(通勤時間にYouTubeで1時間+帰宅後に1時間)
  • 土日:それぞれ8時間

途中で休んだ時期もあったので、2回目の合計は約500時間くらいです。

会社勤めをしながらだったので、通勤時間をうまく使いました。すきま時間でも、YouTubeなら耳と目で勉強できます。忙しい方にこそおすすめしたい方法です。

私が使った教材

YouTube

  • こざりえ 超おすすめ!
  • 宅建吉野塾
  • 吉野塾 民法過去問研究会 おすすめ!

参考書

  • みんなが欲しかった!宅建士の教科書
  • 吉野塾の宅建士 出るとこ集中プログラム

問題集

  • 出る順宅建士 ウォーク問過去問題集 1 権利関係 超おすすめ!
  • 出る順宅建士 ウォーク問過去問題集 2 宅建業法 超おすすめ!
  • 出る順宅建士 ウォーク問過去問題集 3 法令上の制限・税・その他 超おすすめ!
  • 吉野塾の宅建士 出るとこ10分ドリル
  • みんなが欲しかった! 宅建士の12年過去問題集

予想模試(本)

  • 出る順宅建士 当たる!直前予想模試(LEC)
  • これで合格!宅建士直前予想模試(日建学院)

模試・講座

  • LEC 会場模試 おすすめ!
  • こざりえ オンライン模試 超おすすめ!
  • 吉野塾 鬼特訓(会場での受講)

2回目は、とにかく模試を「受けまくり」ました。特に大事にしたのは、本番と同じ環境で問題を解くことです。

その意味で、とても役に立ったのが次の2つです。

  • LECの会場模試:本番と同じように会場で受けられる
  • こざりえのオンライン模試

ウォーク問は「理由づけ」しながら、とにかく解く

問題集の中でいちばんたくさん解いたのは、「出る順宅建士 ウォーク問過去問題集」(全3冊)です。宅建の試験は、4つの選択肢から答えを選ぶ形です。

このとき、とても大事だったのが、こざりえ先生が教えてくれた「理由づけ」です。正解を当てるだけで終わらせず、4つの選択肢それぞれについて、

  • ⭕️ なら「なぜなら〜だから正しい」
  • ❌ なら「なぜなら〜だから間違い」

と、理由まできちんと言えるようにすることです。

問題集を何回も解いていると、答えそのものを覚えてしまいます。そこで私は、理由もきちんとノートに書くようにしていました。

なんとなく正解できた問題でも、理由が言えなければ、まだ本当には分かっていません。ひとつひとつ理由を確かめながら解くことで、力がついていきました。

振り返って思うこと

無料のYouTubeを中心に勉強しましたが、参考書・問題集・予想模試・会場模試などを買いそろえるうちに、気づけば教材にかなりお金を使っていました。いまの値段で計算してみると、値段が分かったものだけでも約4.7万円以上。さらに、吉野塾の鬼特訓の会場へは新幹線で通ったので、その往復代を足すと約6.9万円以上になります。

いま振り返ると、最初から有料の通信講座に申し込むのもありだったかもしれません。教材がひとまとめになっていて、何をどの順番でやればいいか迷わずにすむからです。

特に、1回目で落ちてしまうと、もう1年分の時間とお金がかかります。

これから受ける方は、独学で始める前に、通信講座の資料を取り寄せて比べてみるのもひとつの方法です。

50代・60代ならではの苦労と、乗り越え方

覚えても、すぐ忘れてしまう

いちばんつらかったのは、覚えたことをすぐに忘れてしまうことでした。

これは、何度もくり返すしかありません。忘れたらまたやる。それを続けるうちに、少しずつ頭に残るようになりました。

不動産の仕事は未経験。民法がとにかく難しい

私は一般企業の経営企画部にいたので、不動産業界で働いた経験がありません。そのうえ、法律の分野である「民法」がとても難しく感じました。

そこで私は、子どもでも分かるくらいの具体的な例に置きかえて理解するようにしました。むずかしい言葉のまま覚えようとせず、「身近な場面で言うと、どういうこと?」と考えると、ぐっと分かりやすくなります。

合格が分かったときの気持ち

試験のあと自己採点をすると、50点満点中37点でした。そのため「たぶん大丈夫だろう」と思っていました。あとで発表された、この年(2025年度)の合格点は33点でした。

私が受けた年は、「正しいものはいくつあるか」を答える「個数問題」が多く出ました。4つの選択肢すべての正誤が分からないと正解できないので、難しい問題です。そのため、合格ラインが低い年でした。ちなみに、この年の合格者の平均年齢は36.2歳。59歳の私でも、合格することができました。

そのため、発表を見たときの感動は、正直あまりありませんでした。
それよりも、「もう勉強しなくてもいいんだ」という安心感でいっぱいでした。

合格して、いま

実は、宅建の知識はまだ何も生かせていません。

でも、もともとのきっかけだった実家の相続や自分の家のことは、これから向き合っていくことになります。そのときに、勉強したことがきっと役に立つと思っています。

このブログでも、これからの様子をお伝えしていく予定です。

これから宅建を受ける50代・60代の方へ

私のように不動産の仕事が未経験だと、正直、この資格を生かして再就職するのは難しいと思います。

それでも宅建は、50代・60代にも十分生かせる資格です。

  • 相続登記の義務化
  • 空き家の問題
  • 住みかえ
  • 不動産投資

どれも、50代・60代にとって身近なテーマです。

たとえば、ここ数年でこんな変化がありました。

  • 相続登記の義務化(2024年4月から):相続した家や土地は、相続を知った日から3年以内に名義を変える手続き(相続登記)をすることが義務になりました。しないと、10万円以下の過料(お金を払うペナルティ)の対象になることがあります。2024年3月までに相続した分も対象で、原則として2027年3月31日までに手続きが必要です。
  • 安い空き家の仲介手数料の見直し(2024年7月から):800万円以下の空き家などを売り買いするとき、不動産会社が受け取れる仲介手数料の上限が、最大33万円(税込)になりました。これまで相手にされにくかった安い空き家も、売りやすくなると期待されています。

どちらも、実家や空き家のことを考えるうえで知っておきたい話です。くわしくは、別の記事でお話しする予定です。

まとめ

自分や家族の家を守るための知識として、宅建はきっと力になってくれます。

迷っている方は、ぜひ一歩をふみ出してみてください。

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