※この記事にはプロモーション(広告)を含みます。
こんにちは。FP2級を持ち、59歳で宅建に合格した kyoko です。
2026年の宅建の合格発表は、11月25日(水)です。
自己採点で「たぶん受かっている」と思っている方は、いま、こんな疑問をお持ちではないでしょうか。
「合格したら、すぐに宅建士と名のれるの?」
「登録実務講習(とうろくじつむこうしゅう)って、なに?」
「全部で、いくらかかるの?」
じつは、宅建の試験に合格しただけでは、まだ宅建士ではありません。
このあと「登録」をして、「宅建士証(たっけんししょう)」というカードを受け取って、はじめて宅建士として仕事ができます。
私は不動産の仕事をしたことがなかったので、登録実務講習を受けてから登録しました。
合格発表の日に講習を申し込み、登録できたのは約3か月後の2月でした。
この記事では、私の体験をもとに、合格してから宅建士証を受け取るまでの流れと費用を、やさしくお話しします。
大事なことは、次の3つです。
- 不動産の仕事が2年未満の人は、登録実務講習を受けてから登録する
- 講習は合格発表のあと、すぐに予約が埋まる。土日のクラスは特に早い
- 合格した日から1年以内に宅建士証を申し込めば、「法定講習」を受けなくてすむ
自己採点の記事は、こちら → 【2026年】宅建の自己採点、何点なら安心?合格発表(11月25日)までにやること|59歳で合格した私の体験
【2026年10月時点】この記事を読んでほしい人
- 2026年の宅建の試験を受けて、自己採点で合格できそうな人
- 不動産の仕事をしたことがない人
- 宅建士になるまでに、いくらかかるか知りたい人
ひとつでもあてはまる人は、ぜひ最後まで読んでみてください。

ひとつでもあてはまれば、この記事は必見です。
合格しただけでは、宅建士ではない
宅建士として仕事をするには、合格のあと、次の3つの段階があります。
- 試験に合格する(合格証書が届く)
- 都道府県に「登録」をする(宅建士の名簿にのる)
- 「宅建士証」を受け取る(顔写真つきのカード)
お客さんに大事なことを説明する「重要事項説明(じゅうようじこうせつめい)」は、宅建士証を持っている人しかできません。
ですから、不動産の仕事に使うなら、3まで進める必要があります。
なお、合格そのものは一生有効です。すぐに登録しなくても、合格が取り消されることはありません。

登録の条件:「2年の実務経験」か「登録実務講習」
登録をするには、次のどちらかが必要です。
- 登録を申し込む前の10年間に、不動産の仕事(宅建業)を2年以上していた
- 登録実務講習を受けて、修了した(終わらせた)
不動産の仕事が2年に足りない人は、登録実務講習を受けることになります。
私は不動産の仕事をしたことがなかったので、講習を受けました。
登録実務講習ってどんなもの?
登録実務講習は、国土交通大臣に登録された学校や会社がおこなう講習です。
国土交通省のページには、LEC(東京リーガルマインド)、日建学院、TACなど、20の機関がのっています(2025年12月4日現在)。
講習の時間や修了試験の決まりは、国で決められています。日程や会場、受講料は、学校によってちがいます。
講習の流れ
- 通信講座(自宅で勉強):約1か月
- スクーリング(教室で講義):合わせて12時間。2日間のクラスが多く、1日のクラスがある学校もある
- 修了試験:〇×式と記述式。どちらも8割以上の正解で合格。テキストを持ちこめる

私が受けた講習の場合
私は、クオリティオフィスという会社の講習を受けました。国土交通省の一覧にものっている機関です。
自宅での通信講座のあと、土日の2日間、教室で講義を受けました。
講義では、売買契約書や重要事項説明書など、実際の取引で使う書類を見ながら学びました。
2日目の最後が、修了試験です。
受けてみた感想は、前もって配られる問題集をやっておけば大丈夫、です。
自宅での1か月のあいだに、問題集を一通りやっておきましょう。
気をつけたいこと
講習の当日は、本人確認があります。写真つきの身分証明書など、講習の案内に書いてある持ち物を、前の晩に確かめておきましょう。
修了試験で使うテキストも、忘れずに持っていきます。
講習は、すぐに予約が埋まる
ここが、いちばんお伝えしたいことです。
合格発表のあとは、合格した人がいっせいに講習を申し込むので、早い日程からどんどん満席になります。
LECのページでも、1月〜3月のクラスは例年早く満席になると案内されています。
私は、合格発表の日(11月26日)に申し込みました。
当時は平日に仕事があったので、土日のクラスを探しました。はじめはLECを考えていたのですが、行ける会場の土日のクラスは、もう予約できませんでした。
通える場所で土日にやっていたのが、クオリティオフィスだけだったので、そこに決めました。
それでも、取れたのは1月24日・25日(土日)のクラスで、登録できたのは2月です。
合格発表の日から数えると、教室の講義まで約2か月、登録まで約3か月かかりました。
「早く宅建士になりたい」という方は、合格発表の日のうちに申し込むくらいの気持ちでいてください。
LECの登録実務講習の日程は、LECのオンラインショップで見られます。空いているクラスを、早めに確かめておきましょう。
合格発表の前に申し込める講習もある
講習によっては、合格発表の前から申し込めます。
ただし、もし不合格だったときは、キャンセルの手数料がかかることがあります。
キャンセルの決まりは学校によってちがうので、申し込む前に必ず読んでおきましょう。
自己採点で合格がほぼ確実な人は、決まりを読んだうえで、早めの申し込みを考えてもよいと思います。
費用はいくら?私の場合
合格してから宅建士証を受け取るまでに、私がはらったお金です。
| 何のお金? | 金額 | メモ |
|---|---|---|
| 登録実務講習 | 13,200円 | 早割の値段。2026年は15,400円になっていた |
| 登録の手数料 | 37,000円 | 都道府県にはらう |
| 宅建士証の交付の手数料 | 4,500円 | 都道府県にはらう |
| 書類(住民票など) | 数百円〜 | 市区町村・法務局で取る |
| 合計 | 約55,000円 |

登録実務講習の値段は、学校によってちがいます。
LECは23,000円(2026年10月時点、税込)です。2万円前後のところが多いようです。
私が受けた講習は、早割で1万円ほど安くすみました。
登録の手数料と宅建士証の手数料は、多くの都道府県で同じ金額です。
はらい方(現金、県の証紙、オンライン決済など)は、都道府県によってちがいます。
登録の申し込み
講習を終えると、修了証がもらえます。これを使って、都道府県に登録を申し込みます。
申し込む先
宅建の試験は、都道府県ごとにおこなう試験です。
そのため、登録は試験を受けた都道府県に申し込みます。いま住んでいる都道府県ではありません。
たとえば、A県で試験を受けて、そのあとB県に引っ越した人は、A県に登録を申し込むことになります。
しかも、登録した都道府県は、かんたんには変えられません。
ほかの都道府県に登録を移す「登録の移転」ができるのは、その都道府県にある不動産会社(宅建業者)の事務所で、宅建の仕事をする(する予定の)場合だけです。引っ越しただけでは、移せません。
また、移転は「できる」決まりで、しなければいけないものではありません。
ここは、宅建の試験の「宅建業法」で何度も出てきたところですね!
住所や名前が変わったときは、登録した都道府県に変更の届け出をします。
試験を受ける前に引っ越す予定がある人は、どこで受けるかも考えておくとよいですね。
主な書類
- 登録の申請書
- 顔写真(たて3cm×よこ2.4cm)
- 合格証書
- 住民票
- 登録実務講習の修了証(または、実務経験の証明書)
- 「身分証明書」(本籍地の市区町村で取る)
- 「登記されていないことの証明書」(法務局で取る)
- 誓約書(せいやくしょ)
「身分証明書」は、運転免許証のことではありません。本籍地の役所で取る書類です。
本籍地が遠い人は、郵送で取り寄せるので、早めに準備しましょう。
書類は都道府県によって少しちがうので、申し込む県のホームページで確かめてください。
私の場合:法務局と県庁で、ほぼ半日
私は、書類を取りに法務局へ行き、そのあと県庁へ、登録の申請に行きました。(宅建士証のほうは、あとで郵送で申し込みました)
移動や待ち時間もあって、ほぼ半日かかりました。平日にしか開いていないので、日にちを決めて、まとめて回るのがおすすめです。
正直、少し大変でした。
でも、県庁に行く機会はなかなかないので、今となっては貴重な経験です。
登録までの日数
申し込んでから登録されるまで、1か月以上かかります。
ふつうの処理期間を40日ほどとしている県もあります。
宅建士証は「合格から1年以内」がお得
登録がすんだら、いよいよ宅建士証を申し込みます。
ここで大事なのが、合格した日から1年以内かどうかです。
- 1年以内に申し込む → 法定講習(ほうていこうしゅう)はなし。手数料4,500円だけ
- 1年をすぎて申し込む → 1日の法定講習を受ける必要がある。講習料(1万2,000円ほど)も別にかかる
2026年の試験に合格した人なら、2027年11月ごろが目安です。
宅建士証の申請に必要なもの
合格から1年以内に、郵送で申し込む場合の主なものです。
- 宅建士証の交付申請書(県や宅建協会のホームページからダウンロード)
- 顔写真(たて3cm×よこ2.4cm、カラー、6か月以内に撮ったもの。枚数は県によってちがう)
- 交付手数料 4,500円
- 返信用封筒(自分の住所・名前を書いて、簡易書留の切手をはる)
県によっては、登録通知のはがきや、運転免許証などのコピーも必要です。
また、申し込む先が県庁ではなく、県の宅建協会になっているところもあります。
手数料のはらい方(現金書留、現金、オンライン決済など)もちがうので、申し込む県の案内を必ず確かめてください。
ただし、登録がすんでいないと宅建士証は申し込めません。登録には1か月以上かかるので、余裕をもって進めましょう。
都道府県によっては、郵送の締め切りが、窓口より早いこともあります。くわしい日付は、申し込む県の案内で確かめてください。
私は、合格から1年以内に宅建士証を受け取ることができました。
私の失敗:写真の出し直し
宅建士証は、郵送で申し込みました。
ところが、送った顔写真の頭の上が少し切れていて、写真を出し直すことになりました。
自分でパソコンを使って写真の大きさを調整したのが、原因でした。
そのぶん、宅建士証が届くまでに少し時間がかかりました。
顔写真は、頭の上からあごまで、きちんと入っているかを、送る前によく見てください。
証明写真の機械で撮ると、大きさの失敗が少なくて安心です。

私の宅建士証(名前や番号などは、かくしています)
手にしたときは、59歳でもう一度がんばってよかったと、しみじみ思いました。
ひとつ意外だったのは、カードのつくりです。
マイナンバーカードのような、しっかりしたプラスチックのカードを思いうかべていたのですが、実際はラミネート加工のような、思っていたより手作り感のあるカードでした。
それでも、自分の名前の入った宅建士証は、やはりうれしいものです。
おまけ:宅建士証は、本人確認にも使える
宅建士証は、写真つきの本人確認書類としても使えます。
たとえば、日本年金機構の窓口案内では、宅建士証は「1つ見せるだけでよい本人確認書類」に入っています。運転免許証やマイナンバーカードと同じあつかいです。
国や都道府県が出した、写真つきの資格の証明書だからです。
私はこれを知ったとき、けっこううれしくなりました。
運転免許証を返したあとも、写真つきの身分証明書として使えるのは心強いですね。
ただし、有効期限内のものにかぎります。また、コピーではなく本物を見せる必要があります。
宅建士証の有効期間は5年です。5年ごとに、法定講習を受けて更新します。
「すぐに使う予定がない」人は?
「宅建の仕事をする予定は、いまはない」という方もいると思います。
試験の合格は一生有効なので、あとから登録することもできます。
ただし、次のことは知っておきましょう。
- あとから登録しても、登録実務講習は必要(不動産の仕事が2年に足りない場合)
- 合格から1年をすぎてから宅建士証を申し込むと、法定講習が必要になる
私は、「せっかく合格したのだから」と思い、すぐに登録まで進めました。
まとめ
- 宅建は、合格 → 登録 → 宅建士証の3つの段階で、はじめて宅建士になれる
- 不動産の仕事が2年未満の人は、登録実務講習(通信約1か月+教室12時間+修了試験)を受ける
- 講習は合格発表のあと、すぐ埋まる。土日のクラスは特に早いので、発表の日のうちに申し込みを
- 登録は試験を受けた都道府県に申し込む。あとから、かんたんには変えられない
- 費用は、私の場合で約55,000円(講習13,200円・登録37,000円・宅建士証4,500円など)
- 合格した日から1年以内に宅建士証を申し込めば、法定講習はいらない
- 宅建士証の顔写真は、頭の上まで入っているか送る前に確かめる
合格発表は、11月25日(水)です。
発表を待っているみなさんに、よい知らせが届きますように。
そして合格したら、宅建士証を手にする日まで、もうひとふんばりです。
私の合格体験記は、こちら → 59歳・不動産未経験で宅建合格!2回目で受かった勉強法と教材
自己採点で届かなかった人は、こちら → 【2026年】宅建、自己採点で届かなかったら?2点足らずで落ちた私が、次の年に合格するまでに変えたこと

コメント