【50代から始める】FIRE後の生活コストを試算する|60歳からの“安心して暮らす”ために

目次

【はじめに】

サイドFIREを目指すうえで、もっとも大切なのが「生活にいくらかかるか」を把握することです。

夢や理想だけでなく、現実的な数字をもとに「自分にとっての安心ライン」を見つけることが、サイドFIRE実現の第一歩になります。

50代でひとり暮らし、年金もまだ先。

だからこそ、ムリなく、けれど確実に暮らしていける生活費を試算してみましょう。


1. サイドFIREに必要な「毎月の生活費」

完全FIREと違って、サイドFIREでは「生活費すべて」を資産でまかなう必要はありません。

ただし、「自分はいくらあれば安心か?」を知らないままでは、不安は消えません。

たとえば私の場合、家賃、食費、光熱費、保険料などをざっくり計算すると――

  • 家賃:6万円
  • 食費:3万円
  • 光熱費・通信費:2万円
  • 医療・保険:1万円
  • 雑費・交際費など:2万円

    → 合計:月14万円

これが「私の生活の基礎コスト」です。


2. 年間支出も忘れずに!

月々の出費だけでなく、年に1回・数回の出費も忘れてはいけません。

  • 固定資産税・自動車税
  • 医療費の突発的な支出
  • 家電の買い替え
  • 帰省や冠婚葬祭

ざっと年間20〜30万円は見ておいた方が安心です。


3. サイドFIRE後の収入とのバランスを考える

では、これらの支出に対して、どれくらい収入が必要か。

たとえば月に5万円の副収入(ブログやライター)と、退職後すぐの失業給付を組み合わせれば、残りは資産でカバーできます。

「自分で稼ぐ」×「備えてきたお金」=サイドFIREの安心感。


【おわりに】

生活費を試算することで、自分が「どれくらいあれば安心か」が明確になります。

ぼんやりとした不安を、数字で“見える化”していくことが、サイドFIREへの確かな一歩です。

次は「収入をどう確保するか?」というステップへ進みましょう。

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